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すべての地盤を機械推進する配管システム オーケーモール工法


協会事務局TE多田建設株式会社内

オーケーモール工法の概要SERVICE&PRODUCTS

オーケーモール工法の特徴

1. はじめに

オーケーモール工法は、軟弱地盤から玉石混り砂礫、岩盤までを対象とした鋼製さや管推進工法の孔曲がり修正可能なオーガ式として確立し、昭和56年(1981)に工法協会を設立して今年で43年目を迎えた。この間、ライフラインの下水道用管きょ推進工法として主に活躍してきたが、この推進機能を利用して、水道管、ガス管、通信ケーブルなど多種多様にわたり鋼管推進を活用してきている。また、岸壁の補強を目的とした「タイロッド工法」や、近年では下水道管きょの塩化ビニル管、陶管等の再構築を目的とした改築推進工法など、オーケーモール工法の機械をベースに多目的鋼管推進を発展させている


2.特 長

@推進地盤に変化が生じた場合、さや管内のスクリュオーガと先端のオーガビットを引き抜くことができ、オーガビットの交換や補修等が容易に行える。また、地中で不明な障害物に遭遇しても、その物体を確認することができる

A推進中の推進位置を常時監視測定し、修正が行うことで推進精度が良好であり、本管(塩化ビニル管等)の挿入もスペーサを使うことでさらに高精度に敷設できる

B既設マンホールおよびシールドに本管を取付ける場合にも、特殊コアー抜きビット等の使用により削孔取付けができる

C多重管工法を採用することで困難な地盤に対しても長距離推進ができる

D事前計画がなされていない推進工事でも、鋼管の材料調達が容易で、緊急に推進施工が可能である

3.三重構造による耐震出来形

 管敷設の仕上がりは、鋼管、本管、空隙にはセメント系充填材の三重構造となっている。また、鋼管は1本毎溶接を行って推進していくため、管路全体が一体化となり、部分的な液状化による隆起や沈下等の蛇行による破断がなく、万が一被災しても埋設管を起因とした道路陥没は発生せず、流下機能を最低限確保することが可能である。

4.適用工事

 上記のように三重構造であるため、ライフサイクルコスト最小化の観点や耐震化等の機能上からも重要道路横断部に非常に有効な工法であり、その施工方法や構造が簡易シンプルであることから、地質や埋設物へのトラブルにも強く、応用性があり、これまで全国各地で数多く施工されている。

 下水道、水道、ガス、電力、電話ケーブル、排水管などの埋設(道路、鉄道、小河川横断)

バナースペース

オーケーモール協会事務局

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